| Category | 店舗デザイン |
|---|---|
| Type | 飲食店 |
| Exclusive Area | 17.6坪 / 58.3㎡ |
| Construction date | 08/05/2024 12:00 am |
| Media | 商店建築(2024.05) |
| Client | 999 新橋店 |
|---|---|
| Address | 東京都港区新橋3-16-12 横山ビル 1F |
| Web Site | https://www.thailand999.com/ |
本場タイの屋台は、匂い・音・光・雑多な色彩が入り混じった独特の空気感を持っています。
新橋店の計画では、その雰囲気をどう一つの店舗空間に落とし込むかが大きなテーマでした。ただ再現するのではなく、日本の都市に馴染みながらもタイの熱気を感じられるように。私たちは現地で体感したリアルな要素を手がかりに、素材の選び方から照明の角度、サインの見え方に至るまで細かく検証を重ねました。結果として、訪れる人が思わず立ち止まり、にぎわいの中へ引き込まれるような空間を目指しています。
「タイ屋台999(カオカオカオ)」は、日比谷・新宿・三軒茶屋・下北沢・池袋など都内各所で支持される人気タイ料理店です。新橋店では、本場の屋台の熱量や雑多な活気を、都市の店舗へどのように移植するかがテーマでした。
現地に赴き、味・匂い・湿度・喧騒・光の色温度までを体感。フィールドリサーチから得た知見を、動線計画、席密度、サイン計画、厨房効率、メニューの見せ方へ翻訳しました。“繁盛する状態を設計する”という視点で、開店後の運用まで見据えたプランを立案しています。
「らしさ」を偶然に委ねないため、初期スケッチ、マテリアルボード、フォトモンタージュ、1/50~1/20の詳細図を並走させ、何度もリテイクしながら精度を上げる進め方を採用。
客席・スタッフ動線、視線の抜け、注文~提供~会計のリズムを検証し、滞在満足と回転の両立を設計。私たちは「人が入って初めて店舗は完成する」と考え、人の流れを中心に繁盛店の状態をシミュレーションしていきました。
現地の記憶を具体に落とし込むため、100点超の合成試作を作成。看板の輝度・色相、蛍光灯と電球色の混在比、提灯の照り返し、ステンレス天板の反射、エイジングしたブリキや木の質感などを、テクスチャ単位で検証。
通りからの視認性、写真映え、ピーク時の雑踏までを想定し、光の角度ひとつまで詰めて最終像へ到達しました。結果として、新橋という街に“本場の熱”を違和感なく根づかせる空間表現を実現しています。
Aikawa Takafumi Architectural Design Office
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